お知らせ
大型連休(GW)休校・休業期間変更のお知らせ
4月20日付掲載の大型連休(GW)休校・休業期間の変更のお知らせをいたします。
【変更前】
2020年5月1日(金)~5月6日(水・祝)
【変更後】
2020年4月30日(木)~5月6日(水・祝)
※4月30日を臨時休校といたします。
臨時休校を含む今週から来週への対応及び5月7日以降の
方針について、以下学長メッセージです。
-新型コロナウイルス感染症に関する対応について-
学生の皆さま、新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) の急速な広がりの中で、今後の推移が見通せない状況にあり、不安を抱えながらも、毎日学業に励んでおられることと思います。
本学は 学生の学ぶ権利をできるだけ保証しつつ、 COVID-19 の感染拡大防止を図ることを旨として、これまで対応してきました。
そこで、岩手県が本日に到るまで感染者数0 であること、新入学生が岩手県をはじめとする東北5県(4月はじめに岩手県以外の県の感染者数はすべて一桁)の出身者のみであったこと等の事情を考え、入学式を行い、授業もこれまでほぼ予定通りに行ってきました。
この間、COVID-19 の感染拡大防止のために本学の学生と教職員が協力し一致して行動することを目指し、行政の提示するガイドライン等に沿って、学長名で注意事項等の周知を図ってきました。
しかし、現在、首都〔圏〕をはじめとする感染の急激な拡大は地方にも波及し、今や岩手県を取り巻く諸県はいずれも感染者数が2桁(20~80台)となっています。緊急事態宣言が示すように、COVID-19 拡大は全国的に取り組まなければならない状況です。
その中にあって、本県の感染者は未だ0であるとしても、COVID-19の脅威は東北全体が等しく共有するものとなっています。このような状況にあって、本学もまた、これまでの感染拡大防止策のままで済ませることはできません。
そこで、次のように対応することとしましたので、この趣旨を理解して皆で協力して感染拡大防止に取り組むよう、お願いします。
1.4月29日~5月6日「できる限り人と接触しない」実行
国全体で行っている「他者との接触を避ける」ことで COVID-19 拡大の機会を減らし、全国的な拡大の勢いを止める活動の一環として、本学もこの8日間を、学生・教職員全員が「できる限り人と接触しない」を実行する期間とします。
このために、予定されていた4月30日の授業を取りやめ、休校とします。
これは岩手県教育委員会が、県立高校、公立の小・中学校を4月29日から5月6日まで休校とするとしたことに足並みを合わせることにもなります。
2.5月7日から 遠隔授業等を一部導入
現在、国として5月6日まで緊急事態宣言下にありますが、7日以降も延長される可能性があります。
本学は、現在のところ「他者との接触を避ける」ために、できるだけ遠隔授業・メディア授業にしていきたいと準備中です。
とはいえ、看護系大学は演習形式の科目も少なくなく、遠隔授業になじまないものもあります。
具体的にどのような形態になるかは、5月6日までの COVID-19 拡大の状況によりますので、連休中も大学からの連絡に留意し、毎日メールをチェックすることを忘れないでください。
以上、学生の皆様にとって厳しいこの状況を、協力し合って耐えて、看護職を目指して前進しましょう。
岩手保健医療大学
学長 清水 哲郎