看護学部教員紹介

Faculty of Nursing

在宅看護学・教授大沼 由香

主な担当科目

地域・在宅看護学概論、地域・在宅看護援助論、在宅看護技術論、保健医療福祉連携論、看護研究方法論、在宅看護学実習、地域・在宅看護学実習Ⅰ、総合実習、卒業研究ゼミナール、基礎ゼミナール

学生へのメッセージ

 「誰もがなじみの地域でその人らしく、最期まで暮らせる社会づくり」の実践活動をライフワークにしています。

 一人ひとりの生きることを丁寧に支える在宅看護学を、学生さんと一緒に感じ、考えていきたいと思います。自分も相手も大切にできる看護師への成長を期待しています。

最終学歴 弘前大学大学院医学研究科 修了
学位 博士(医学)
主な研究業績
(最近5年間)
【著書】
  • 地域・在宅看護実習 実習指導者ガイドブック(尾崎章子編),中央法規,2023.(分担執筆:第5章実習の準備と手続き―教育機関と実習施設それぞれの取組)
  • 認知症者の最善を考える「臨床倫理検討シート」を用いた意思決定支援,看護技術,2022,68,6.(分担執筆:Part4事例で学ぶ「臨床倫理検討シート」を活用した意思決定支援,43-55)
  • 地域・在宅看護実習ハンドブック(尾崎章子編),中央法規,2021.(分担執筆:第1部第4章地域・在宅看護の場を理解しよう 他)
  • 介護福祉―在宅介護・施設介護でのワークライフバランスの実現―(林泰史,黒沢貞夫他編),社会福祉振興試験センター,2019(分担執筆:医療・福祉人材を活用し地域の活性化を目指す試み)
  • 介護福祉―地域包括ケア・地域で支えるー(澤田信子編),社会福祉振興試験センター,2011(分担執筆:地域力を向上させる地域包括支援センターの役割)
  • 福祉の現場―発言と実践―,(高木紘一他編),信山社,2004.(分担執筆:在宅介護支援センターの課題)
【論文】
  • 看護系大学基礎教育における倫理教育の現状について -アンケート調査結果および課題―.立石和子,大沼由香.日本伝統医療看護連携研究,5.2.(掲載予定)2024.
  • Emic(当事者の視点)とEtic(観察者の視点):真に患者に寄り添うために. 蔡小瑛,田中真木,中村充浩,松田順,立石和子,大沼由香. 日本看護倫理学会誌,16.1.1-4,2024
  • 看護系大学基礎教育における伝統医療倫理教育の展望―日本と台湾での看護教育経験者の語りのSCAT分析―.大沼由香,立石和子,浦山きか,横手裕. 日本伝統医療看護連携研究,4.2.39-48,2023.
  • 発達障害者の家族支援について ―多職種事例検討会による気づきー.工藤遥平,大沼由香. 日本伝統医療看護連携研究,4.2.56-61,2023.
  • Toe Clearance Rehabilitative Slippers for Older Adults With Fall Risk: A Randomized Controlled Trial. Atsuko Satoh,Yukoh Kudoh,Sangun Lee, Masumi Saitoh, Miwa Miura, Yuka Ohnuma, Naoki Fukushi,Aya and Ono, Hidetada Sasaki. Geriatric Orthopaedic Surgery & Rehabilitation. Volume 12: 1-5, 2023
  • コロナ禍で実施されたオンライン(オンデマンド型)教育の学修への影響.佐藤喜根子,立石和子,大沼由香,佐藤浩一郎.日本伝統医療看護連携研究,l3.1.25-33,2022.
  • 新型コロナウイルスパンデミック期における在宅看護実習による学生の学び,大沼由香,星純子,鹿野卓子,日本伝統医療看護連携研究,2.2.65-73,2021.
  • 事例検討会の運営方法の提案―介護支援専門員による家族への支援事例を通してー,山崎忍,大沼由香,日本伝統医療看護連携研究,2.2.85-93,2021.
  • 短期大学看護学生の地域共生型サービスでの学び-フィールドワークを通して-,鹿野卓子,大沼由香,日本伝統医療看護連携研究,2.2.94-100,2021.
  • 「赤門まちかど保健室」開設1年間の成果と課題,大沼由香, 平尾由美子 , 鈴木慈子他,日本伝統医療看護連携研究,1.1.91-96,2020.
  • 指圧及び経穴マッサージが体温と身体柔軟性に及ぼす効果,菊地真,青野都,石川恵子,岡田康平,金野明子,大沼由香他,日本伝統医療看護連携研究,1.1,57-64,2020.
  • エネルギー産生栄養素摂取バランスと内臓脂肪との関連―岩木健康増進プロジェクトでの横断研究-,大沼由香,倉内静香他,中路重之,井原一成,体力・栄養・免疫学雑誌,28 .3,164-172,2018.
【学会発表】
  • 介護予防自主活動グループの創出と継続支援―仙台市E区の委託型地域包括支援センターの取り組み―. 大沼由香,太田ゆきの,芳賀博. 日本在宅ケア学会第28回学術集会,2023.
  • 住民自主活動グループリーダーの特徴―活動年数2年未満と10年以上グループリーダーの語りから―. 太田ゆきの,大沼由香,芳賀博. 日本在宅ケア学会第28回学術集会,2023.
  • 介護予防自主活動を支援する委託型の地域包括支援センターの課題.大沼由香,太田ゆきの,加藤美幸,鈴木慈子,芳賀博.日本老年社会科学会第65回大会,2023
  • 住民自主活動グループの活動継続の特徴―10年以上活動しているグループリーダーの語りから―.太田ゆきの,鈴木慈子,芳賀博,大沼由香.日本老年社会科学会第65回大会,2023
  • 地域包括支援センターが行う介護予防自主活動の創出と継続の支援構造と課題.大沼由香,太田ゆきの,加藤美幸,鈴木慈子,芳賀博. 第24回日本健康支援学会年次学術大会,2023.
  • 震災復興を契機とした健康づくりのための自主活動グループの成長過程. 太田ゆきの,鈴木慈子,芳賀博,大沼由香. 第24回日本健康支援学会年次学術大会,2023.
  • 「わかる事例検討会」によるオンライン多職種事例検討での事例提供者と参加者の学び-急激に進行する難病者を支援する訪問看護の事例を通して-. 阿部鮎美,小野寺伯子,太田ゆきの,大沼由香. 日本ケアマネジメント学会第22回研究大会,2023.
  • 地域包括支援センターが行う介護予防自主活動の支援構造―盛岡市の活動創出方法と継続支援.大沼由香,加藤美幸,太田ゆきの,小野寺伯子.日本老年社会科学会第64回大会,2022.
  • 多職種による事例検討会での事例提供者の学び.松坂美希子,小野寺伯子,佐藤秀樹,大沼由香.第27回日本在宅ケア学会学術集会,2022.
  • COVID-19流行下における地域在宅における尊厳を守るケア活動の課題.大沼由香,工藤美由紀,加藤美幸,鈴木るり子,石田千絵,相澤出.日本地域看護学会第25回学術集会,2022.
  • 看護系大学基礎教育における伝統医療倫理教育に関する展望.大沼由香,立石和子,浦山きか,横手裕.第4回日本伝統医療看護連携学会学術大会,2022.
  • 看護系大学基礎教育における倫理教育の実際と課題.立石和子,大沼由香,浦山きか,横手裕.第4回日本伝統医療看護連携学会学術大会,2022.
  • 発達障害者の家族支援について多職種事例検討会による気づき.工藤遥平,松坂美希子,千島真希,小野寺伯子,阿部鮎美,大沼由香.第4回日本伝統医療看護連携学会学術大会,2022.
  • 千歳市A地区介護予防自主活動の立ち上げ過程を通したグループリーダーの認識,太田ゆきの、加藤美幸、小野寺伯子、立石和子、芳賀博、大沼由香.第4回日本伝統医療看護連携学会学術大会,2022.
  • 多職種によるリフレクションを用いた事例検討会運営の効果と課題,松坂美希子、大沼由香,第45回日本死の臨床研究会年次大会,2021.
  • 看護系大学における「倫理」教育の現状,立石和子、大沼由香、浦山きか、横手裕,第3回日本伝統医療看護連携学会学術大会,2021.
  • 青森県B市の地域包括支援センターが行う自主活動グループ支援における課題,大沼由香、工藤美由紀,日本地域看護学会第24回学術集会,2021.
  • 介護施設における看取りに対する介護職員の態度構造とその変化,工藤うみ、大沼由香,第26回日本在宅ケア学会学術集会,2021.
  • 北海道千歳市の介護予防センターと地域包括支援センターの連携による自主活動グループの立ち上げ支援の特徴と課題,工藤美由紀、大沼由香、加藤美幸、富永壮、立石和子、芳賀博,第26回日本在宅ケア学会学術集会,2021.
  • 宮城県A市における地域包括支援センターの自主活動グループの立ち上げ支援の特徴と課題,大沼由香、加藤美幸、工藤美由紀、鈴木慈子、工藤うみ、芳賀博,第26回日本在宅ケア学会学術集会,2021.
  • COVID-19パンデミックにおけるオンライン事例検討の可能性,大沼由香,日本看護学教育学会第31回学術集会,2021.
  • コロナ禍における看護短大生の学修への影響,立石和子、大沼由香、佐藤浩一郎、佐藤喜根子,日本看護学教育学会第31回学術集会,2021.
  • Transformation of Nursing Students' Infection Control Knowledge in Irregular Home Nursing Practice,Yuka OHNUMA, Junko HOSHI , Takuko SHIKANO,The 9th International Health Humanities Conference-St. 2020.
  • Relationship between the intake balance of energy-providing nutrients and visceral fat by cross-sectional analysis -Dietary patterns of older women in the general Japanese population-,Yuka OHNUMA, Shizuka KURAUCHI, etc, The 6th International Nursing Research Conference of World Academy of Nursing Science, 2020.
  • 地域包括支援センターの保健師・看護師が行う自主活動グループ立ち上げの支援の特徴,大沼由香,鈴木慈子,日本看護学教育学会第30回学術集会,2020.
  • 新型コロナウィルス感染症禍の変則的な在宅看護実習における感染予防と看護職務の学び,大沼由香,星純子,第79回日本公衆衛生学会総会,2020.
  • 共生型サービスでのフィールドワークによる学生の学び,鹿野卓子,星純子,大沼由香,第40回日本看護科学学会学術集会,2020.
  • 在宅ケアにおける多職種事例検討会の運営方法の検討「わかる事例検討会せんだい」の実践から(交流集会),大沼由香,玉井照枝,山崎忍,鴫原さと子,星純子,鹿野卓子,三保翔平,第2回日本伝統医療看護連携学会,2020.
  • 地域の介護予防自主活動グループ参加者の認識変化―「自助」から「互助」へ、メンバーからリーダーへー,赤間由美,大沼由香,鈴木玲子,第24回日本在宅ケア学会学術集会,2019.
  • 訪問看護・介護予防訪問看護の効力検証~訪問看護師の介入により介護度が維持・軽減した症例分析~,立石和子,佐々木喜代子,及川敦子,比良孝子,阿部美知枝,大沼由香,田原美香,齋藤正子,第24回日本在宅ケア学会学術集会,2019.
  • リフレクティブサイクルを用いた多職種参加型事例検討会の効果,渡部菜穂子,工藤うみ,立岡伸章,工藤雄行,斎藤千尋,大沼由香,第24回日本在宅ケア学会学術集会,2019.
  • 東洋医学と看護のコラボレーション-指圧およびマッサージ手技の看護技術への導入の可能性の検討―,立石和子,大沼由香,岡田康平,菊地真,金野明子,木村涼子,平尾由美子,青野都,石川恵美子,第29回日本看護学教育学会学術集会,2019.
  • 学生が行う地域支援活動の実践教育的アプローチとしての有効性,工藤うみ,大沼由香, 渡部菜穂子, 中川貴仁,第6回保健科学研究会,2019.
  • 地域住民の介護予防自主活動を支援する看護学生サークルリーダーの自己成長プロセス,大沼由香,工藤うみ,渡部菜穂子,第78回日本公衆衛生学会総会,2019.
  • 地域住民における食物摂取状況と食品由来の水分摂取量の関連について,三澤美菜,熊谷貴子,沢田かほり,徳田糸代,大沼由香,倉内静香,井原一成,第78回日本公衆衛生学会総会,2019.
  • 指圧およびマッサージ手技の効果の検討~自律神経の変化からの検討~,金野明子,大沼由香,岡田康平,菊地真,小野八千代,平尾由美子,石母田由美子,木村涼子,鈴木慈子,立石和子,第39回日本看護科学学会学術集会,2019.
  • 人生の最終段階における看取りについての認識~看取り講演会のアンケート結果から~,鈴木慈子,高橋ひとみ,玉井照枝,大沼由香,第1回日本伝統医療看護連携学会,2019.
  • 地域運動支援活動における運動リーダー育成で求められる支援―わくわく元気ネットの「先輩リーダー」のかかわりー,大沼由香,赤間由美,重松良祐,鈴木玲子,第20回日本健康支援学会年次学術大会,2019.
  • 地域運動支援活動における地域の運動リーダーの自己成長プロセス-わくわく元気ネットのワークショップでのワールドカフェの取り組みを通して-,赤間由美,大沼由香,重松良祐,鈴木玲子,第20回日本健康支援学会年次学術大会,2019.
主な所属学会 日本看護科学会、日本在宅ケア学会、日本公衆衛生学会、日本看護教育学会、日本地域看護学会、日本伝統医療看護連携学会、日本老年社会科学会、日本健康支援学会、日本老年行動科学会、日本看護倫理学会、日本生活支援学会
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